HODOHKUNへの想いPassion

すべての人に使いやすいものこそ、本当のバリアフリー

「歩導くん」は、自らも視覚障がい者である杉原司郎氏により考案され、盲学校や障がい者協会などのご協力のもと、障がい者の方々の意見も取り入れながら、誰にでも安心してご利用いただける屋内専用の「視覚障がい者歩行誘導ソフトマット」として開発されました。

錦城護謨株式会社 代表取締役社長 太田泰造の想い

「世の中の"当たり前"を変えたい」

「歩導くんガイドウェイ」を見て「これで本当に視覚に障がいのある方に分かるの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
点字ブロックのように凹凸がなければわからないのではないかと。
それが多くの人の"当たり前"になっているのです。

私たちはこの"当たり前"を変えてきたい。

私たちの活動は、選択肢を作る事です。
近年、「心のバリアフリー」という言葉をよく見聞きするようになりました。
とても良いことだと思います。しかし、周囲の温かい支援に感謝しながらも、どこかで「できれば自分でやりたい。やってみたい。」という想いをお持ちの方は少なくはありません。
しかし、選択肢が無いのです。
「一人で移動するのは無理だ」と諦めてしまう一因である物理的バリアを取り除き、このような諦めを払拭したいのです。

「点字ブロックはこれでなければならない」
「景観を壊したくないから、この色は入れたくない」

空間の物理的なバリアを取り除くだけでなく、その空間を誰が、どのように利用するのかを
相手の立場に立ってみてイメージすることにより、意識が変わります。
お互いが関心を持ち、お互いが理解し合える。
一人でも多くの方がこの志に共感し、共に歩んでくださることを心から願っております

イノベーションを実現する事で社会の"当たり前"を変えたい。

"誰にとってもバリアにならず安全に誘導することができる空間を"
"誰もが共存できる空間を"
"誰もが思いあえる世界を"

障害がハンデとならない世界の一端を担っていくことが「歩導くん」に課せられた役割であると感じています。

考案者、杉原司郎の想い

歩行誘導路が、障がいに関わらず1社会人として共有できるものでなければ、だれかのバリアになってはならない。
その気持ちになったのも、私が60歳で視力を失い、1級の視覚障がい者となった現在に至るには、様々の障がい者の方また一般の方の通行のバリアになっては、ひとりの視覚障がい者として、他へのおもいやりも必須ではなかろうか?
との想いは人間として当然考えることではないでしょうか?

一人での外出先時、行き先の玄関までは、タクシー等を有効利用できます。
屋内に於いては、誘導路が頼りになります。
そんな想いが日に日に強くなりました。

『なぜ??駅とか空港とか行く先々の施設には誘導路が付いていないのか?付いていれば私でも一人で歩けるのに。』
『他の利用者にも使いやすい製品なら、より多くの施設に誘導路は設置されるのではなかろうか』

そう考えついたのが、凹凸が無くても歩ける誘導路として開発を始めたきっかけです。

床との素材の違いを、白杖での手に伝わる感触、足裏での質感、弱視の方であれば床との明暗(輝度比)などで認識できるソフトな感触により安全安心な誘導路。

これを皆様のお力で実現すれば、今まで誘導ブロックの設置が出来なかった箇所への誘導が可能となります。
それが視覚障がい者歩行誘導ソフトマットであり、あゆみを導く「歩導くん」であります。

おかげさまで、内閣府のお墨付きを初め、盲学校や障がい者福祉協会などのご協力のもと、視覚障がいだけでなく、様々な障がい者の方々の意見も取り入れながら開発を進め、現在日本国内各地に於いて有効利用していただいております。

歩導くんは、バリアフリーの観点からだけでなくユニバーサルデザイン(UD)の視点からも、快適な公的空間を提供でき、皆様と共有が出来るものと確信しています。

これからは、この歩導くんが、皆様からのお声掛けにより少しでも多くの施設に届きますことを願うばかりです。