2019年4月15日
現在、都営地下鉄三田線1編成の優先席横の連結部において、東京都が推進する「ヘルプマーク」とのタイアップ広告を掲示しています。2020年3月末頃まで1年間掲示しておりますので、お近くをご利用の際は是非ご覧ください。
一人でも多くの人に、視覚障がい者や点字ブロック、屋内における視覚障がい者向け誘導路の少なさについて関心を持っていただきたいとの想いで、タイアップ広告掲載に取り組んでいます。
身の回りに屋内誘導路でお困りの視覚障がい者の方がいらっしゃる方は、誘導マットについて伝えていただければ幸いです。
誘導マットは日本国内約1000箇所ほどに導入されています。福祉センターや盲学校だけでなく、市役所や銀行、図書館、職場などにも導入が進んでおり、視覚障がい者の屋内誘導路として日々ご利用いただいております。
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僕らが、 すべての人を 行きたい場所へ 連れて行く
自分の目指す場所に一人で行けますか?
もし今、視覚障がい者になったとしたら、
点字ブロックが設置されてなかったら?
トイレに行きたくなったら?
誰にも連れてってもらえなかったら?
もちろん、視覚障がいの見え方は千差万別。
全盲の人もいれば、実は七割くらいの方は
色の濃淡などぼんやりと見えていたり。
黄色は見えやすいと思われがちだけれど、
床との色の差があるほうが認識しやすい。
点字ブロックは必要なものなのに、
景観がどうしても優先されがちな建物内って
意外と点字ブロックが設置されていなかったり、
色や素材で建物の中に溶け込んで見えなかったり、
車いすやキャリーケースなどの車輪やお年寄りには
凹凸が邪魔者扱いされていたり。
だから今、ユニバーサルデザイン誘導路の新しい選択肢。
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ヘルプマークについて(東京都福祉保健局のホームページより引用)
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
ヘルプマークについての詳細はこちらをご覧ください。
(東京都福祉保健局のホームページへリンクします)
また、ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら、電車・バスの中で席をお譲りください。