わたしたちは錦城護謨株式会社の一部門として、新しい技術や発想で社会問題の解決に取り組む「ソーシャルイノベーション事業本部」と申します。現在は視覚
障害の方の移動をサポートする誘導マット「歩導くん ガイドウェイ」の普及に全力で取り組んでいます。
「歩導くん ガイドウェイ」は誘導路でありながら表面に凹凸がなく誰のバリアにもなりません。そのためすべての人が安心して共存できる空間づくりのお役に立てる製品となっています。
近年はSDGsに取り組まれている企業・団体・施設の皆さまが、その活動の一環として「歩導くん ガイドウェイ」を導入されるケースも増えてまいりました。ここでは、そうした事例のお客様をご紹介するとともに、わたしたちソーシャルイノベーション事業本部のSDGsにまつわる活動などをご報告いたします。
TBS様は、“地球を笑顔に”を合言葉に、「地球を笑顔にするWEEK」をはじめとした大型キャンペーンなど、SDGsに関するさまざまな取り組みを進められています。
また2021年から継続的に実施されているイベント「地球を笑顔にする広場」では、ワークショップやステージなどの様々なプログラムが開催されています。
今回は「地球を笑顔にする広場 2024 春」のワークショップの一つ「ノービジョン・ダンジョン 〜見えない世界で宝物を探そう!〜」で歩導くん ガイドウェイを活用いただきました。
同ワークショップは、ブラインドコミュニケーターの石井健介さんとその仲間たちがナビゲーターを務めるワークショップです。参加者はアイマスクをした状態で白杖を渡され、歩導くん ガイドウェイと仲間の声掛けを頼りに真っ暗なダンジョンを踏破し、宝物を探します。
親子や兄弟・友達同士で参加された皆様は、白杖で足元を探りながら・周囲の声に助けながら宝物の元までたどり着き、触覚を頼りに自分だけの宝物を探しておられました。
ゲーム感覚で視覚障害者の日常の一コマを体験することで、街中で白杖を使っている人を見た時に「何かできることはありますか?」と気軽に声掛けしていただきたい、そのきっかけとなる体験をしていただきたいという想いが詰まったワークショップは満員御礼で、会場となったBLITZスタジオには参加者の笑い声が響いていました。
TBSグループ様全体のSDGsの取り組みについては、こちらをご覧ください。
https://www.tbs.co.jp/SDGs_portal/