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避難所にも設置できる、視覚障がい者のための誘導マット

2021年2月8日

歩導くん ガイドウェイ 外観写真
 
 

避難所での移動。視覚障がい者の不安を取り除きたい。

地震や豪雨などの災害発生後、自宅で生活ができない被災者のために開設されるのが避難所です。避難所は各自治体によって設置されますが、要配慮者(高齢者、障がい者、外国人、妊産婦、乳幼児、その他の特に配慮を要する者)への支援には地域差があるのが現状です。

「歩導くん ガイドウェイ」は、視覚障がい当事者が考案した、点字ブロックが足りない・付けにくい場所にも設置できる誘導マットです。視覚障がい者の移動をサポートし、かつ視覚障がい者以外の要配慮者にも配慮されているため、誰もが自由に移動できる空間を作ります。
 
避難所での誘導マットの設置例
 
福祉避難所については、内閣府令(災害対策基本法施行規則第1条の9)では次のように定められています。
 ●高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配慮を要する者(以下この条において「要配慮者」という。)
  の円滑な利用を確保するための措置が講じられていること。
 ●災害が発生した場合において要配慮者が相談し、
  又は助言その他の支援を受けることができる体制が整備されること。
 ●災害が発生した場合において主として要配慮者を滞在させるために必要な居室が
  可能な限り確保されること。

通常被害状況やその他の要因によって福祉避難所が開設できない・希望者全員を受け入れできないケースも見受けられ、通常の避難所の一角に要配慮者のためのスペースを作る場合も想定されます。
 
 

皆が我慢しなくて良い避難所づくり

避難所には多様な被災者が集います。運営人員も限られるため、個別の要望すべてに応えることは不可能ですが、要配慮者が孤立しないための支援は必要です。

「視覚障がい者の移動支援は援助者を付ければよい」との考えもありますが、現実的には援助者が付きっ切りという状況にはなりにくく、視覚障がい者側も援助をお願いすることを気後れし、結果として支援物資の受け取りやトイレを我慢することにつながり、避難生活が長期化した場合には健康問題が懸念されます。

誘導マットは移動のサポートが必要な場所に簡単に設置できるため、避難所内での仮設利用に便利です。
【設置できる床材の一例】
  ●ピータイル
  ●長尺シート
  ●体育館の床
  ●タイルカーペット など
   ※床材によってテープの種類が変わります。詳しくはご相談ください。

誘導マットの使用例(避難所内)

視覚障がい者は道しるべがあることである程度一人で移動できるようになり、歩行の援助を依頼する精神的負担が軽減されます。結果として、避難所運営がスムーズになります。
なお製品外周はスロープ形状になっており、台車で支援物資を運ぶ際にガタガタしません、またゴム素材なので素足歩行でも足音が響きにくく、夜間でも静かに利用できます。
 
 

平時は福祉教育にも利用可能

例えば学校や公共施設で保管いただく場合、災害用備品としてストックしておき、平時はイベント等での一時的な誘導路にご利用いただけるほか、障害への理解を深める体験学習などにも活用可能です。
【平時の活用例】
  ●障害理解教育の教材
  ●学校でのイベント(文化祭など、特に既存の点字ブロックが使いにくい配置になるとき)
  ●入学式・卒業式などの式典
  ●選挙(期日前投票・投票所どちらも) など

誘導マットの使用例(福祉イベント)
 
 
オプション対応として、誘導マット表面のグリッドにピクトグラムや文字を貼り付けることも可能です。床面に案内サインがあることで、吊り下げサインを確認しにくい高齢者・車いすユーザー・幼児の利便性が向上します。
 
 
 
誘導マットについてもっと詳しく知りたい、実際の見取り図を元に話を聞きたいなどのお問い合わせは以下よりご連絡ください。

 
 
 
※参考文献
福祉避難所の確保・運営ガイドライン(内閣府-防災情報のページ)
http://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/index.html
 
 
 

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