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白杖利用者への配慮(はくじょうりようしゃへのはいりょ)

街で白杖を持った人を見かけたら、「困ってないかな」「危険がないかな」と気にかけつつ見守ります。困ってそうであれば正面から「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけてください。そして半歩前に立って、肘か肩につかまってもらいましょう。危険が迫った状況では、「そこの白杖の方、止まって!!」とはっきり伝えます。スタスタと歩いている方にいきなり声をかけるとびっくりされますので、そのときは見守るだけにしてください。また、白杖を持った人の横を自転車で通り過ぎるときは、十分な距離を取るか、自転車を降りて押していくようにお願いします。白杖が自転車に接触すると、杖が折れたり転倒する危険があります。

点字ブロックの途中に工事用の三角コーンがあり困っている白杖の男性。それに気付いた小学生の男の子。
白杖の購入方法(はくじょうのこうにゅうほうほう)

初めて白杖を購入するとき、いったいどこで買えばいいのでしょうか。インターネットでも販売されていますが、まずは自分に合ったサイズや形状を知る必要があります。それに白杖は厚生労働省の定める補装具に含まれているため、市町村に申請することで公費負担が受けられます。そうしたことを理解するために、視覚障害者リハビリテーションや生活相談に対応されている地域の支援団体をお尋ねすることをお薦めします。補装具の申請方法や購入後の正しい使い方などを丁寧に教えてくれるでしょう。

役所の方に補装具費支給の申請方法を尋ねている女性
白杖の種類(はくじょうのしゅるい)

白杖にはいろいろな種類があります。たとえば、杖の本体部分(シャフト)の形状の違いで分類すると、真っ直ぐ1本の直杖式、携帯用に収納しやすい折り畳み式、同じくスライド式があります。他には、杖の先端の少し膨らんだ部分(石突:いしづき)の形状によっても分けられます。杖の形と同じ棒状のスタンダードタイプ、きのこのかさに似たパームチップ、路面をコロコロと転がすローラーチップなど。またシンボルとしての役割に特化した白杖(IDケーン)もあります。

白杖の形状や先端部分の形がいろいろあることを複数のイラストで表示
白杖の利用者(はくじょうのりようしゃ)

白杖利用者は全盲の人、と思い込んでいませんか? もちろん全盲の人が白杖を利用するケースは多いのですが、全盲ではないけれど見えにくい、低視力や視野欠損の視覚障害者も多数います。また眼球使用困難症の人や、聴覚障害や肢体不自由の人たちが持っている場合もあります。ですので、白杖利用者が電車の中で本を読み始めたとしても障害を詐称している、とは思わないでください。ただし道路の通行に著しい支障のない人が白杖を利用することは法令で認められていません。

電車で本を読む白杖利用者と街でスマホを確認する白杖利用者のイラスト。
白杖(はくじょう)

はくじょう、と読みます。主に視覚に障害のある人が歩くときに使用する白い杖のことです。盲人安全つえとも言います(身体障害者福祉法ではそのように記載)。機能としては、①周りの人に視覚障害の人かな?と気づいてもらう(シンボル) ②ダイレクトに障害物にぶつからないよう身を守る ③杖の先で路面を探ったり叩いたときの反響音を聞いて周囲の状況を把握する、といった3つの役割があります。白杖については他にも情報がありますので、関連項目も併せてご覧ください。

白杖を持っている人。吹き出しマークの中に、白杖の3つの機能「シンボル」「バンパー」「センサー」を表すイラスト。
同行援護(どうこうえんご)

ひとりで外出するのが難しい視覚障害者のために、介助者が一緒に行動して移動や読み書きなどのサポートをする福祉サービスです。主な支援内容は、歩行時の誘導、安全の確保、視覚情報の提供、代読・代筆など。介助(ガイドヘルパー)の仕事をするには「同行援護従業者養成研修」を受けて資格を取得しなければなりません。視覚障害者にとって大変ありがたいサービスなのですが、1ヶ月の利用時間や同行援護事業所の数に地域差があったり、通勤・通学に利用できないなど、課題もあります。

上下に2パターンのイラスト。移動支援を受けている人と代筆支援を受けている人
歩行訓練(ほこうくんれん)

視覚障害者がひとりで外出できるようになるための訓練。白杖の正しい使い方、道路の安全な歩き方、電車やバスなどの乗り降りの仕方などを必要に応じて学びます。また通勤や通学といった決まった目的地までの移動を集中的に訓練するケースもあります。全国各地の歩行訓練士が所属する機関で実施しており、「入所」「通所」「在宅(訪問)」などさまざまな形態があるので、まずは相談してみるのが良いでしょう。併せて他の自立訓練(生活訓練)を受けられる場合もあります。

2パターンのイラスト。訓練士が見守る中、白杖で点字ブロックの上を歩く女性と白杖で確認しながら電車に乗り込む男性。
バリアフリー(ばりあふりー)

誰もが生活しやすくなるように、社会の中にある障壁を取り除くこと。障害者や高齢者、ベビーカーを押している人にとって移動しづらい場所があったとします。そこにスロープを付けたり、手すりを付けたり、エレベーターを設置したり、あるいはもっと大掛かりな工事をしたり。みんなが移動できるようにするためにはいろいろな方法が考えられます。視覚障害者の移動を妨げるバリアを無くすにはどんな方法がありそうでしょうか。皆さんも一度考えてみてください。

右上:段差を前に困っている車いすの女性。右下:スロープが付いて通れるようになった先ほどの女性。
ユニバーサルデザイン(ゆにばーさるでざいん)

障害のある人もない人も、大人も子どもも、そして性別や国籍、能力や体力の違いなどにもかかわらず、可能な限りいろんな人にとって使いやすいデザイン(モノやサービス、都市や生活環境など)のこと。バリアフリーが障害者や高齢者などの一部の人を対象として、今ある障壁を取り除く、という考え方であるのに対し、ユニバーサルデザインは最初からどんな人にも使いやすいように設計されたものを言います。

車いすユーザーもベビーカーも白杖使用者もみんな同じ空間で快適に移動している様子
拡大読書器(かくだいどくしょき)

文字を大きくして読みやすくするための道具です。対象物をカメラで読み取り拡大してモニターに映し出します。一般的な本や印刷物の文字の大きさだと見えない・見えにくい、すごく目を近づけたり必死に頑張れば見えるけれどとても疲れる、という弱視やロービジョンの方が利用しています。分類としては「据置型」と「携帯型」がありますが、モニターサイズや機能はさまざま。購入前にどのような用途で活用したいのか、じっくり考えて選ぶのが良いでしょう。

据え置き型の拡大読書器で本を読んでいる人と携帯型の拡大読書器で薬のラベルを読んでいる人
ブラインドサッカー(ぶらいんどさっかー)

通称「ブラサカ」と呼ばれる、視覚障害者が行う1チーム5人制のサッカーです。キーパー以外のフィールドの4人はアイマスクを着用し、声や音、信頼を頼りにプレーします。見えていない状態でグラウンドを駆け回るなんてできるの?と思う方も多いでしょう。ですが実際の試合を見るとそのスピードに驚かされます。秘訣はコミュニケーション。見えているキーパー、監督、ガイド(コーラー)がわかりやすく指示を伝え、フィールドプレイヤーが瞬時にイメージして動きます。まさにチーム力が問われる競技です。

コーラーの声に反応してシュートを打とうとしているブラインドサッカーの選手
ゴールボール(ごーるぼーる)

ゴールボールとは、視覚障害者のために考案されたパラスポーツで、パラリンピックの種目です。目隠しをつけて鈴の入ったボールを転がすように投げ合い、相手ゴールにボールを入れて得点を競います。バレーボールと同じ広さのコートを利用し、各チーム3人ずつの選手が攻撃と守備を繰り返し、ボールがゴールに入ると1点が入ります。音を頼りに競技をするためプレイ中に音や声を出しての応援はできませんが、得点が入った際は大きな歓声を上げてくださいね!

ゴールボールの攻撃側選手と守備側選手のプレイの様子
フロアバレーボール(ふろあばれーぼーる)

フロアバレーボールは視覚障害者と健常者が一緒にプレイできるように考案された球技です。普段見慣れている6人制バレーボールと大きく違う点は、ボールを転がしネット下に通してラリーをすることです。初めて全国盲学校フロアバレーボール大会を観戦した歩導くん部門の社員は、大興奮のあまり見入ってしまい、決勝戦では大接戦の試合に思わず涙する姿も…。試合前後に互いのチームにエールを送り合う姿も素敵です。皆さんももう一つの甲子園にもエールを届けてみませんか?

フロアバレーボールの試合で、オフェンス1名、ディフェンス3名の選手がネットを挟んで対峙している様子のイラスト
サウンドテーブルテニス(さうんどてーぶるてにす)

視覚障害者用の卓球競技です。頭文字を取ってSTTと略されることもあります。一般的な卓球との大きな違いとしては、プレイヤーは全員アイマスクを付けて試合を行うこと、音の鳴るボールを使用すること、ボールを転がして卓球台とネットの間の隙間を通過させ相手コートへに入れること、などがあります。全国障害者スポーツ大会の種目にもなっており、メジャーなブラインドスポーツのうちのひとつですのでぜひ注目してみてください。ただし声を出しての応援はできませんので観戦の際はご注意を。

アイマスクをした選手がボールを打つ瞬間のイラスト
障害者手帳(しょうがいしゃてちょう)

障害のある人が所持できる手帳です。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の3種類があり、さらに障害の程度に応じて等級が分けられています。手帳の種類や等級による違いはあるものの、福祉・就労・公共や民間のサービスにおいて一定の支援や控除を受けることができます。手帳は申請によって都道府県知事および指定都市の市長から交付されるものです。該当する人の中にも、障害を受け入れたくない、制度を知らないなどさまざまな理由から、手帳を所持しないまま生活している人がいます。手帳の取得はご自身の判断であり強制されるものではありませんが、まずは正しい情報を得るためにお住いの地域の障害福祉課にご相談していただきたいと思います。

3種類の障害者手帳のイラスト(手帳型・カード型・スマホアプリ)
エスコートゾーン(えすこーとぞーん)

横断歩道の真ん中あたりに直線的に設置されている突起状の道筋のことです。視覚障害の人は手がかりのない広い空間を真っすぐ歩くのが容易ではありません。そのため横断歩道を外れてしまったり、方向を見失って進めなくなることがあります。これによる事故を防ぐため、凹凸で進路をわかるようにしています。

白杖をついてエスコートゾーンが設置された横断歩道を渡ろうとしている人のイラスト
スクリーンリーダー(すくりーんりーだー)

コンピュータの文字を目で見ることが難しい人のために、画面の情報を読み上げてくれるソフトウェアです。スクリーンリーダーには有料のものと無料のものがあり、自分に合った使いやすいソフトウェアをインストールすることができます。また最初からパソコンやスマートフォンに標準機能として搭載されているものもあります。iPhoneなどのapple製品に標準で搭載されているVoiceOver(ボイスオーバー)と呼ばれる読み上げ機能は、視覚障害者にとてもよく利用されています。

スマホとパソコンの画面読み上げ機能を使用している2人の人物のイラスト
スマートサイト(すまーとさいと)

見えない・見えにくい人が、福祉や教育、リハビリテーションといったサービスに繋がれるようにするための社会システムです。各都道府県単位でその地域の制度や支援施設などの情報をまとめたリーフレットを作成しており、眼科を訪れた患者さんに渡すことで、医療から福祉への橋渡しができるようになっています。webからダウンロードできるものもありますのでご確認ください。

眼科医が患者にリーフレットを手渡しながらいろいろな支援の説明をしているイラスト
墨字(すみじ)

同じ漢字で「ぼくじ」と読むときは墨で書かれた文字のことを指します。「すみじ」と読むとき、また視覚障害者が使用する点字と対で用いるときは、紙に書かれた(あるいは印刷された)ふつうの文字のことを指します。点字と対で使用する場合は、いわゆる目で読める文字という意味合いになり、視覚障害者に「資料は点字と墨字どちらでご用意しましょうか?」と尋ねたり、視覚障害者が相手に「近づければ読めますので墨字の資料をお願いします」と伝えたりすることがあります。

プリンタで印刷したチラシを目で読んでいる女性のイラスト
点字(てんじ)

視覚障害者の読み書きのために考案された文字。一般的には横2つ縦3つの6点の組み合わせでカナ・数字・アルファベット・記号を表します。漢字を表現する8点式点字もありますが、現状使用されている多くが6点式です。点字はすべて横書きで、紙の裏面に右から左へ書いていき、それをひっくり返して左から右へと読んでいきます。書き方は、点字盤と点筆、あるいはタイプライターやパソコンなどの方法があり、いずれも紙の裏面から針で突いて凹凸をつくります。読むときは突起部分を指で触って文字を判別します。ただし、点字の触読を習得するのは容易ではなく、特に中途視覚障害者が覚えるためには非常に時間がかかります。そのため国内の視覚障害者のうち、点字を読める人は視覚障害者全体の1割程度と言われています。

点字で書かれた夏祭りのチラシを指で読んでいる女性のイラスト
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