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知る・役立つ

一緒にまなぼう

障害のこと、福祉のこと、みんなが一緒に笑顔で暮らせる社会のこと
興味はあるけど知らない言葉がたくさん……。
でも知らないことは恥ずかしいことではありません。今日から一緒にまなびませんか?
クロックポジション(くろっくぽじしょん)
か 行コミュニケーションともに生きる

視覚障害者、特に全盲の方にモノの位置を伝えるための手段。アナログ時計の文字盤に見立てる説明方法で、位置関係としては、当事者から見て手前が6時、正面奥が12時、右側が3時、左側が9時となります。例えば、食事のときにテーブルの上の料理の位置を、「7時の場所にご飯、5時の場所に焼き魚、10時の場所に……」という感じです。また、「約10メートル進んだ先、2時の方向に受付があります」といったふうに、広い空間でも活用できます。

テキスト:これ・それ・あれ 指示語はやめて/イラスト:丸テーブルに並ぶ料理と時計の文字盤
国立障害者リハビリテーションセンター(こくりつしょうがいしゃりはびりせんたー)
か 行移動支援施設制度生活支援

略称「国リハ」。埼玉県所沢市にある、日本の障害者リハビリテーションの中核を担う国の機関です。組織は、総合的リハビリ医療を提供する病院、リハビリ技術・福祉機器の研究開発を行う研究所、リハビリ専門職の育成を行う学院、障害者の自立と社会参加の支援を行う自立支援局、管理部、企画・情報部の6部門で構成されています。その他の地域にある自立支援局の施設でも、自立訓練(機能訓練・生活訓練)、就労移行支援などを行っています

中央に日本地図。左上に施設建物、右側・下側エリアに畑で土いじりをする子どもたち、生活訓練を受ける白杖女性、車いす男性。
合理的配慮(ごうりてきはいりょ)
か 行ともに生きる法令

障害のある人は、日々の暮らしの中で「難しいな」「大変だな」と感じる場面があります。これを周りの人のサポートや環境整備などによって解消しようとするものです。障害者差別解消法では、役所や企業が負担になりすぎない範囲で、障害者からの求めに応じて何らかの手立てを講じるよう示されています。当初は国や自治体のみが法的義務の対象でしたが、法改正により、2024年4月1日からは、民間企業も努力義務でなく法的義務の対象となります。

デパートの案内カウンター。補聴器を付けた男性に受付の女性が筆談で説明。
拡大読書器(かくだいどくしょき)
か 行用具

文字を大きくして読みやすくするための道具です。対象物をカメラで読み取り拡大してモニターに映し出します。一般的な本や印刷物の文字の大きさだと見えない・見えにくい、すごく目を近づけたり必死に頑張れば見えるけれどとても疲れる、という弱視やロービジョンの方が利用しています。分類としては「据置型」と「携帯型」がありますが、モニターサイズや機能はさまざま。購入前にどのような用途で活用したいのか、じっくり考えて選ぶのが良いでしょう。

据え置き型の拡大読書器で本を読んでいる人と携帯型の拡大読書器で薬のラベルを読んでいる人
ゴールボール(ごーるぼーる)
か 行スポーツ

ゴールボールとは、視覚障害者のために考案されたパラスポーツで、パラリンピックの種目です。目隠しをつけて鈴の入ったボールを転がすように投げ合い、相手ゴールにボールを入れて得点を競います。バレーボールと同じ広さのコートを利用し、各チーム3人ずつの選手が攻撃と守備を繰り返し、ボールがゴールに入ると1点が入ります。音を頼りに競技をするためプレイ中に音や声を出しての応援はできませんが、得点が入った際は大きな歓声を上げてくださいね!

ゴールボールの攻撃側選手と守備側選手のプレイの様子
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