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知る・役立つ

一緒にまなぼう

障害のこと、福祉のこと、みんなが一緒に笑顔で暮らせる社会のこと
興味はあるけど知らない言葉がたくさん……。
でも知らないことは恥ずかしいことではありません。今日から一緒にまなびませんか?
筑波技術大学(つくばぎじゅつだいがく)
た 行制度教育施設

日本で唯一の視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。所在地は茨城県つくば市。視覚障害の学生が学ぶ春日キャンパスと聴覚障害の学生が学ぶ天久保キャンパスがあります。視覚障害の学生は、保健科学部で鍼灸・理学療法・情報システムを、聴覚障害の学生は産業技術学部でデザイン・情報科学・建築・工学系のいずれかを専攻します。大学院にはもうひとつ情報アクセシビリティの専攻課程があり、ここだけは視覚と聴覚に障害の無い人も入学可能です。

大学校舎前に白杖の女子学生と補聴器の男子学生
同行援護(どうこうえんご)
た 行制度移動支援

ひとりで外出するのが難しい視覚障害者のために、介助者が一緒に行動して移動や読み書きなどのサポートをする福祉サービスです。主な支援内容は、歩行時の誘導、安全の確保、視覚情報の提供、代読・代筆など。介助(ガイドヘルパー)の仕事をするには「同行援護従業者養成研修」を受けて資格を取得しなければなりません。視覚障害者にとって大変ありがたいサービスなのですが、1ヶ月の利用時間や同行援護事業所の数に地域差があったり、通勤・通学に利用できないなど、課題もあります。

上下に2パターンのイラスト。移動支援を受けている人と代筆支援を受けている人
点字(てんじ)
た 行コミュニケーション

視覚障害者の読み書きのために考案された文字。一般的には横2つ縦3つの6点の組み合わせでカナ・数字・アルファベット・記号を表します。漢字を表現する8点式点字もありますが、現状使用されている多くが6点式です。点字はすべて横書きで、紙の裏面に右から左へ書いていき、それをひっくり返して左から右へと読んでいきます。書き方は、点字盤と点筆、あるいはタイプライターやパソコンなどの方法があり、いずれも紙の裏面から針で突いて凹凸をつくります。読むときは突起部分を指で触って文字を判別します。ただし、点字の触読を習得するのは容易ではなく、特に中途視覚障害者が覚えるためには非常に時間がかかります。そのため国内の視覚障害者のうち、点字を読める人は視覚障害者全体の1割程度と言われています。

点字で書かれた夏祭りのチラシを指で読んでいる女性のイラスト
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