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一緒にまなぼう

障害のこと、福祉のこと、みんなが一緒に笑顔で暮らせる社会のこと
興味はあるけど知らない言葉がたくさん……。
でも知らないことは恥ずかしいことではありません。今日から一緒にまなびませんか?
筑波技術大学(つくばぎじゅつだいがく)
た 行施設制度教育

日本で唯一の視覚障害者・聴覚障害者のための大学です。所在地は茨城県つくば市。視覚障害の学生が学ぶ春日キャンパスと聴覚障害の学生が学ぶ天久保キャンパスがあります。視覚障害の学生は、保健科学部で鍼灸・理学療法・情報システムを、聴覚障害の学生は産業技術学部でデザイン・情報科学・建築・工学系のいずれかを専攻します。大学院にはもうひとつ情報アクセシビリティの専攻課程があり、ここだけは視覚と聴覚に障害の無い人も入学可能です。

大学校舎前に白杖の女子学生と補聴器の男子学生
国立障害者リハビリテーションセンター(こくりつしょうがいしゃりはびりせんたー)
か 行制度生活支援移動支援施設

略称「国リハ」。埼玉県所沢市にある、日本の障害者リハビリテーションの中核を担う国の機関です。組織は、総合的リハビリ医療を提供する病院、リハビリ技術・福祉機器の研究開発を行う研究所、リハビリ専門職の育成を行う学院、障害者の自立と社会参加の支援を行う自立支援局、管理部、企画・情報部の6部門で構成されています。その他の地域にある自立支援局の施設でも、自立訓練(機能訓練・生活訓練)、就労移行支援などを行っています

中央に日本地図。左上に施設建物、右側・下側エリアに畑で土いじりをする子どもたち、生活訓練を受ける白杖女性、車いす男性。
盲学校(もうがっこう)
ま 行教育施設制度

視覚に障害のある児童・生徒のための学校です。一般的に幼稚部から高等部まで、年齢に応じた教育が行われます。支援機器を用いたり、点字や白杖歩行などを学ぶ他は、普通学校の教育内容と変わりはありません。違う点として、高等部理療科があるところでは「鍼・灸・あんまマッサージ指圧」の国家資格取得を目指す大人の方も入学されます。以前は盲・聾(聴覚障害者)・養護(知的障害者)の3つの学校に分かれていたのが、2007年4月から複数の障害種別を一本化できる教育制度に移行されました。そのため視覚特別支援学校などの名称に変わった学校もありますが、視覚障害の生徒のみが在籍する学校では現在も盲学校の名称がそのまま使われています。

学校内でのさまざまなシーン。(白杖で投降する女子生徒、ゴールボールをする女子生徒、拡大読書器で本を読む男子生徒、単眼鏡で黒板を見る男子生徒、点字を読んでいる人の指。)
盲養護老人ホーム(もうようごろうじんほーむ)
ま 行制度生活支援施設

65歳以上の視覚障害者が入所する施設です。老人福祉法の関連基準では、視覚もしくは聴覚に障害のある入所者が定員の7割を超える施設、とされています。一般の養護老人ホームと比べて、見えない・見えにくい人のための環境整備が充実しており、職員の中にも視覚障害に対する専門知識を持った方がいて安心です。また、同じ障害を持つ人同士なので心が通いやすいという利点もあるようです。2021年10月の厚労省の報告によると、全国の施設数は52軒となっています。

テーブルを挟んで向かい合わせに座っている視覚障害の女性と男性。その奥から職員の男性に誘導されて歩いてくる視覚障害女性。
福祉避難所(ふくしひなんじょ)
は 行制度生活支援施設

災害などで自宅に住めなくなった人たちは、一時的に避難所で生活をすることになります。その際、障害者・高齢者・乳幼児その他の特別な配慮が必要な人たちは、一般の避難所では生活するのが難しい場合があります。そのため配慮が必要な要配慮者を受け入れるための施設について、災害対策基本法や内閣府のガイドラインで規定されました。これを福祉避難所と言います。安全に生活できるよう、主に老人福祉施設や障害者支援施設などのバリアフリー環境が整った施設が使用されます。

福祉避難所の建物前に移動してきた車いすユーザーと介助者、ならびに視覚障害者と介助者
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