知る・役立つ
元々は「近づくことができる」という意味のアクセシビリティ。転じてウェブアクセシビリティは、誰もがウェブの情報にたどり着けることを意味します。見えない、聞こえない、手を動かせないなどの障害がある方だけでなく、年齢や外国語の理解、利用環境によっても差が生じないよう、すべての人が均等にウェブで提供されるサービスや情報を利用できるようにしよう、という考えです。
誰もが生活しやすくなるように、社会の中にある障壁を取り除くこと。障害者や高齢者、ベビーカーを押している人にとって移動しづらい場所があったとします。そこにスロープを付けたり、手すりを付けたり、エレベーターを設置したり、あるいはもっと大掛かりな工事をしたり。みんなが移動できるようにするためにはいろいろな方法が考えられます。視覚障害者の移動を妨げるバリアを無くすにはどんな方法がありそうでしょうか。皆さんも一度考えてみてください。
障害のある人もない人も、大人も子どもも、そして性別や国籍、能力や体力の違いなどにもかかわらず、可能な限りいろんな人にとって使いやすいデザイン(モノやサービス、都市や生活環境など)のこと。バリアフリーが障害者や高齢者などの一部の人を対象として、今ある障壁を取り除く、という考え方であるのに対し、ユニバーサルデザインは最初からどんな人にも使いやすいように設計されたものを言います。