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導入をお考えの方へ

ケース別困りごと解消

すべての人が移動しやすい空間づくりについてお困りの皆さまへ

誰もが安心して訪れることのできる施設とは? 障害のある方も働きやすいオフィスにするには? 障害について理解を深められる福祉教育を行うには? パラスポーツ大会の運営を円滑に行うには? 想いはあってもいざ実行するとなると、わからないことや課題がでてきます。 歩導くんが皆さまの困りごとを一緒に解消できるよう考えてまいります。

設置例の画像

スポーツ施設・体育館での困りごと【視覚障害当事者の方】

私は趣味と健康管理を兼ねて、視覚障害者用の卓球と言われるサウンドテーブルテニスをしています。最寄りの体育館に卓球台を設置していただいたのですが、館内での移動に困っています。練習には介助者さんに同行してもらっていますが、球拾いや審判などお手伝いをしてくださることも多く、常に横にいて誘導していただける状況ではありません。トイレに行きたいと思っても、声を掛けづらいことがあります。館内では練習場とトイレと更衣室の間を移動することがよくあるので、そこはひとりで歩けるようになりたいです。

体育館やスポーツ施設を管理している行政の担当部署の方、あるいは民間施設の場合は管理事業者の方に、誘導マットの設置をご提案いただくことは可能でしょうか?

誘導マットは、現在ある床の上にそのまま貼るだけですので、床を剥がして工事をする必要がございません。また凹凸がないため、視覚障害者以外の方が使用されるときでも、特に通行の妨げになるようなことはございません。例えば、車いすバスケットボールの選手がその施設を利用するとき、また卓球やバドミントンなどのキャスター付き得点ボードを移動させるとき、バレーボールなどのキャスター付きボールかごを押して運ぶときなども、大変スムーズに通っていただけます。

もし常設が難しい場合でも、誘導マットならサウンドテーブルテニスをするその日だけ仮設することもできます。ご予算の都合や、当日の仮設設置作業の労力を考えて、必要な動線すべてに途切れないよう繋げて誘導マットを設置するのではなく、その日参加される視覚障害の皆さまが「こことここにあればわかりやすい」という場所に、ポイントポイントで仮置きするのも良いかもしれません。

施設の状況に応じて、より具体的なご提案をできることもございますので、検討したいと思われましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

点字鋲から分岐して更衣室まで枝線として誘導マットが設置されている。
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