知る・役立つ
盲導犬の生涯には5つの節目があります。まずは誕生。盲導犬候補として生まれた子犬は2ヶ月ほど母犬や兄弟と一緒に過ごします。その後パピーウォーカーと呼ばれるボランティアのご家庭に10か月ほど預けられます。ここで人間と暮らす楽しさを覚え、人間への信頼を育んでいきます。続いて訓練期。盲導犬育成団体の施設で、盲導犬として必要な訓練を受けます。試験に合格したら、のちにパートナーとなる視覚障害者のユーザーと一緒に共同訓練も行います。いよいよ実践。ユーザーの家で共同生活をしながら、いろんなところへお出かけします。そして引退。10歳ごろを目安にユーザーの元を離れ、ボランティアの一般家庭でゆっくり過ごします。