2022/1/18 第23号
歩導くん ガイドウェイ メールマガジン 2022/1/18 第23号
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【1】県のランドマークが
充実のバリアフリー施設に変貌
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▼徳島県徳島市
徳島県万代庁舎
徳島県庁舎はJIS規格が決まる以前に建てられたこともあり
屋内の誘導路には高さ5mm以下の点字ブロックが採用されていました。
この高さでは白杖や足裏の感覚でわかりづらく、
さらに周囲の床と同色でコントラストもなかったため、
視覚障害者にとって移動の不安がつきまとっていました。
安全に誰もが移動しやすい県庁であってほしい。
そう考えた当事者団体様より「誘導マット・歩導くん」を県にご紹介いただいたのが
きっかけで、事態は進展していきます。
もちろん県がバリアフリーの重要性を強く感じておられたのも大きな要因です。
屋外の点字ブロックにおいても周辺が同系色でありコントラストが弱かったことから、
県のご担当者様は一連の問題解決に取り組まれる決断をなされました。
その際、色決めに関しては弱視の方々に参画頂き、
また輝度計も使用して最適な色を選定されるなど様々な配慮を重ねられました。
そして2020年の暮れに屋外の点字ブロックが敷設し直され、
ちょうどその1年後の2021年12月に、屋内誘導マットを設置するに至ったのです。
2022年のスタートには、行政庁舎・議会庁舎とも真新しい誘導マットが、
職員と県民の皆様をお出迎えしております。
当事者団体の方も年始に訪れられて「わかりやすくなった」と喜んでくださいました。
写真等はこちらをご覧ください。
https://guideway.jp/news/20220118_pickup
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【2】働きやすさの向上は
職場環境を整えることから
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▼千葉県柏市
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 柏センター
同研究所には視覚障害のある職員の方が勤務されています。
当該職員さんは施設内を移動する際は白杖を使用しておらず、しかも誘導路もないため、
今までは壁を手で確かめながら伝って歩いておられました。
こうした状況を何とかしたいという思いは当事者以外の他の職員さんも同じで、
たまたま筑波技術大学・東西医学統合医療センターを訪れた同研究所の方が、
そこに設置されている誘導マットをご覧になって、お問合せをいただきました。
サンプルをお送りしたところ、「足裏の感覚で床面との違いがわかる」と
当事者職員さんも誘導マットの性質にご納得。その上でご要望の経路に敷設致しました。
設置後、他の職員さんからも「キャスター付きホワイトボードを移動させたり、
台車を使って荷物を運ぶことが多いが、誘導マットが障害になることはない」と、
ご好評いただいております。
写真等はこちらをご覧ください。
https://guideway.jp/news/20220118_pickup
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イプロスにて資料請求等をしていただいた方にお送りしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次回は2月1日(火)配信予定です。